私たちは、30年間、国内有数の“デニムの産地”である岡山県倉敷市児島で、世界各国のブランドのボトムスを作り続けています。

30年の節目に、「今までにない発想と、何事にもとらわれない自由な手法を取り入れた新しい感覚のボトムス」をコンセプトとした、今までの技術を全て注ぎ込んだ全く新しいブランド「CHORD」を立ち上げました。

糸の太さや縫う幅を綿密に計算し、製品の持つ空気感をコントロールするなどの表現の手法を、生地選びから、縫製、加工工程まで、それぞれの工程で数えきれないほど開発・蓄積してきました。

デニム生地は世界各地から厳選し、日本の生地とは発色の違うトルコ産生地をオーダーメイドして使用しています。

ロックスリムイージーパンツは、1970年代ロックの曲やレコードジャケットからインスピレーションを受け、デザイナーによる手書きグラフィックにこだわったプリントを施し、独自の空気感を演出しています。

遊び心を表現する加工工程では、ハンドペイント、スプラッシュペイント、全面プリント、部分プリント、刺繍、ダメージ加工、ヴィンテージ加工、全面デニム洗い加工など、1本のデニムを仕上げるために何度も繰り返し加工を行なっています。

特に、デニムの風合いを決める洗い加工は、一流の加工師が1本1本手作業で行っています。量産は難しいですが、手作業でしか出せない雰囲気を纏っています。

私たちの表現は見た目だけではなく、履き心地にも及びます。股上深めのスーパースリムシルエットでスッキリとさせながら、伸縮性があり動きやすくイージーパンツ仕様にすることで1日履いても疲れない履き心地となっています。

CHORDでは、作り手である私たち自身が楽しく誇れるものづくりを大切にしています。そのため、細かすぎてすぐに理解されなかったり、伝わらなかったりする小さなことにも１つ１つとことん拘っています。その拘りを少しご紹介します。

●プリント加工は、半ラバープリントを施す事によって使っていくごとに色が落ちていき経年変化が楽しめるようになっている。

●スプラッシュペンキの色はテンションが上がる色を何度も試し、緻密に選択。

●コア糸を使用することによって加工に合わせて糸の色落ちも楽しめる。

●運針数、糸番手は通常ステッチ5～6針8番手。前立て、後ろポケットステッチは9～10針30番手など運針数、糸番手を使い分けることで、表情を出している。

●ポケットの口、裾などにヴィンテージ加工を施している。

●裾のチェーンステッチをほどくことによって着用時に履きやすくしている。

●日常生活でストレスフリーなスラッシュポケット。ウエスト部分にはゴムをいれ履き心地に特化。

●フラッシャーは通常使わないトレーシングペーパーを使用。透けてボディの色が見えるのが特徴。

●ブランドネームは、革パッチではなく織ネームにすることでよりカジュアルな雰囲気を出している。

●過去にやったことのあるダメージ加工を新しい加工表現に変更している。

●デザイナーによる手書きグラフィックにこだわったプリント。

●デニム生地は世界各地から厳選し、日本の生地とは発色の違うトルコ産生地をオーダーメイド。

CHORDでしか手に入らない “遊び心があり、個性的で、存在感のある”1本をお楽しみください。